Conservatives dig into Michelle Obama's anti-obesity campaign
オバマ夫人が推進している肥満防止キャンペーンが今月で1年になるそうです。アメリカ人は誰もが肥満は大きな問題で、子供の肥満傾向は高まるばかりだと分かっています。しかし、政府が乗り出すと小さな政府志向の共和党は強く反対します。例えばオバマ夫人が野菜が多めのヘルシーなメニューを増やそうと、レストラン協会と一緒に取り組むと、政府はレストラン業に口を挟むなと共和党は文句をいいます。
僕は、肥満の蔓延は医療費・保険料の高騰をまねき、労働効率も落ちるので、経済に与える打撃は小さくないと感じます。健康的な食事をして、適度に運動するよう、大人を促し、子供を教育するのは、政府としては当然やるべき事のように思えます。このまま放っておいたら全アメリカ国民への被害は甚大になるでしょう(定量的に言えませんが、それは今後追求していきたいと思います)。
しかし、小さな政府志向の人にとっては、政府というのは必要悪であり、必要最低限のことだけをやってくれればいいという考えです。この「必要最低限」の線引きが日本人の感覚からすると非常に低いと思います。日本だと、政権が民主党であろうと自民党であろうと、マスコミ(マスゴミw)を巻き込んで一大キャンペーンを張り、財団法人かなんかが立ち上がって、新たな官僚の天下り先になりそうですが、アメリカではそう簡単にはいかないようです。
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